オリンピック、たのしいなぁー。
なんで一試合一試合にここまで一喜一憂せんといかんのかわからんけど、スポーツってとにかく凄い。
星野JAPANが負けそうになるのが悔しくて途中経過とか見てもいられなくなったり、ソフトボールの優勝が嬉し過ぎて大声で叫んだり、陸上男子4x100の銅メダルに感動したり。
スポーツは心を動かすね。
今日はバスケットボールで優勝候補のアメリカ代表と前回優勝のアルゼンチンとの準決勝があった。アルゼンチン代表にはスパーズから2人選ばれていて今日も練習場では皆でテレビを見ながらわいわい。
でも事態は一変、その試合中スパーズの3本柱の一人でもあるアルゼンチンのジノブリが怪我をして練習場内は大騒ぎ。
うちのトップの人間達は即座ミーティング、ヘッドATはどうにかして中国の現場と連絡をとろうとメールに電話に大慌て。。。
すぐ明日にでも飛行機を手配してチームドクターに見てもらわないと、、
もうマニュ(ジノブリ)には試合に出させるな、、
これがあるから代表にはさせたくない、、
とプロならではの話に直に触れた。
マニュとしてもかなりの葛藤があるんだろうな、とそんな慌ただしいスパーズ側を見ながらおもった。アルゼンチン代表としてオリンピックでメダルを取る事、アメリカ代表に勝つ事を選ぶか、プロとしてその場から身を引くか。
俺がヘッドATやったらあそこまで慌てるんかなぁ。慌てないといけないんかなぁ。
せめてオリンピックが終わるまでマニュを北京に残してあげたい気がした。
あと2、3日だけ。
でも怪我が起きた今如何に早くきちんとした治療を施せるかが今後の復帰にも影響するかもしれない。あと9週間でシーズン開始。手術が必要ならどうする。。。というスパーズ。
その心配もわかるけどプレーオフまではあと6ヶ月ある。シーズンの初めを疎かにするようなチームはプレーオフも勝ち上がれないのか?どうなのだ?
プロとしてお金が関わってくるとスポーツの面白みが陰を隠す。
だから甲子園とかNCAAとかオリンピックがあそこまで人を熱くするんだろう。
プロスポーツが嫌いと人が言う意味がわかった気がする。