coreという物が最近はアスレティック業界では注目されとる。
今さっきたまたまMSNで
"core training"なんてのを見つけたけん"Oh!!"とかアメリカ歴4年っぽくすでに世間一般にまでcore trainingが広まりつつあるアメリカに驚きよった。
core、つまり人間の体で言うと”中心、軸”、特に腹と腰。
この部分が強ければ強いほどうごいとう最中の体のブレが少なくなるし、その分より効率よく下半身の力を上半身に伝えられる。
野球のピッチャーをたとえにしてもコアがしっかりとしていれば足を上げたとき、足を踏み出した時に軸がずれず、常に理想的なフォームで肩肘に負担をかけずにボールを投げれる。
つまりはパフォーマンス向上だけでなく怪我の予防にもなるというわけ(ロジャー・クレメンスも投球練習でつねに自分の踏み込んだ足が同じとこに行っているかを気にかける、という。そしてその足はほとんど1ミリのずれもなく同じところに行く、という)。
先週にUniversity of Kentuckyからアメリカ有数の肩のスペシャリスト、Dr.UhlがISUで講義をしてくれた時も彼が常に言っていた事はこのcoreの強さとkinetic chain。
kinetic=relating to motion: 動きに関連した
chain=チェーン: 鎖、つながり
kinetic chain=動きに関連したつながり
て感じの訳になるっちゃけどつまり彼がいっとったのは下半身から上半身全て体はつながっとって一つの怪我が2つ目、3つ目に繋がっていくという事。
前に我が友Hが足首の怪我が肩の怪我に繋がるというATもおるって聞いて、へぇーって思いよったっちゃけどやはりこのDr.Uhlも同じ事を言いよった。
足首の怪我が体のアンバランスを起こして投げる時に肩に余計な負担をかけてしまう、と。
聞いてみると確かにそうだ、と思うけどなかなかそれを見つけるのは大変。
ついつい怪我の症状を治しがちになってしまうけどその”原因”を突き止めて治せるレベルになる事、これは大変な事やけど今後そうなれるようがんばらんとなーと思った。
そんな最先端の事を学んで物にできるようになるためにも今後の進路選びは大切。
と、話がそれて自分の進路について語りだしたっちゃけど、お題は”core”やった。
で、まぁその体の軸が強いと良いわけですが、どうやってそれを鍛えるか!?
普通の腹筋、背筋の鍛え方とはまた違ってこれらの筋肉は体の内側にあり(インナーマッスルというやつよね)ちょいとかわっとる。ちかっぱ地味で他人から見たらなんやっとんお前、って感じやったりするけどパフォーマンス向上を目指す人にはお勧め。
でも見た目向上を目指す人には別に勧めんけどね。
いくらかのやり方は上に紹介したMSNの方で書いてある。
どれも”Core”に集中してやらんと意味ないっちゃけど。
最近3ヶ月ほど自分もコアを鍛えとってすこ~しずつやけどバスケの動きが良くなってきた(気が。)。昔から自分は身体能力が上がらんもんやと思いよったけどこれでもう一度バスケがんばろーって思いだしたけんね!マジバスケおもろい!
AT勉強しとうお陰で自分の鍛え方も学べてちかっぱれしいけんね!
アスリートも多少はアナトミーなり学ぶともっと効率よく体鍛えれるな~。
良く日本でも”足腰”を鍛えんといかん!っていうように、"core"ってその”腰”に当たる部分かね。多分ここでいう腰というのは実際に自分達が思う腰ではなくて体の”中心”という意味だと思われる。
昔の人もしっとったっちゃんねー。